魅せる。
これは江尻が一番こだわっていることです。
魅せるってなんでしょう?
魅せるの「魅」は魅了するの「魅」。
魅了するということはどういうことか?
一瞬で人の心を掴む。こと。なんです。
魅せるとはなんぞや?
これを常に考えています。
僕が思う魅せるとは、
・嘘をつかないこと。
・覚悟すること。
と思います。
なにをするにしても覚悟をしているひとは魅せることができるんです。
俺はこうある。こうでいる。こうしたくない。
という覚悟。
一貫して通す思い。信念。
自分に嘘をつかずに公言する。
これを腹の中だけで思って言葉で違うこと言っていたらそれは嘘。
「仲間ですよね」「みんな一緒に」「あなたのために」そんなの嘘ですよね、人間誰しもまずは私のためです。誰しも腹の中自分のため。なんです。
まずは自分のため。それから相手のため。
先に相手のことが出るなんてのは腹黒いだけ。
ただ、不思議なもので人は、自分のために努力はできません。相手(人)がいないと努力できない生き物なんです。努力できるのは人のためだけ。
ここを理解する事が一番重要。
耳障りのいい言葉ばかりを言うようになると最後に辻褄が合わず、あれ?となる。胡散臭くなる。
最近、人は文字をよまずイメージで判断をするようになってきている。とよく言います。
これが意図するところは何か?辻褄が合わない事をお客様はわかっているからです。
世の中のコンサルや先生が言う事は辻褄が合わないことを肌で感じているのです。
コンサルタントの本当の仕事は何でしょうか?
→ 人の金で自分のやりたいビジネス形式をやってみるだけ
自分のやりたい方法を人の金で試しているだけ。
コンサルタントのいちばん怖いこと?心配していることは?
→ 毎月仕事があったお金が入るかだけ。
では、コンサルタントではない我々はどうすると良いのか?
→プロデュースとディレクションをできる人になれば良い。
プロデュース業(プロデューサー)
→ 計画を立てる人。トータル的にお金から全体を作る人。誰にお願いし、断るか、管理をする人。
→ セルフプロデュース。自分の計画を立てる人。
何を足して何を引くか。そしてどうするか?
これが本当のプロデュース。
僕がよく依頼されることで多いのが、
・かっこよく見せてください。
これは、無理なことなんです。
これは本当にあったお話なのですが、接骨院の先生からプロデュースの依頼を受けました。
その先生は、患者さんのためにどうしたい。
売り上げを上げられるようにしたい。
彼は耳障りのいいことしか言わないのです。
かっこ良く魅せる。
→ これは無理なんです。
なぜなら依頼してそのセリフを言う人は嘘を言うのです。
本当にしたいことを、本音を言わないのです。
自分をよく見せるためだけの耳障りのいいことしか
言わないのですから。
→ 本当にしたいこと。どうしたいか?
楽して儲けたい。
これが本音なのです。
→ 楽して儲けたいにはなぜいい印象がないか?
世の中の人が勝手に決めた常識。
誰かの常識は誰かの非常識。
→ 常識を決めていいのは本人だけ。
その方法を考えることのほうが重要。
そうすると手段・方法が見えてくる。
→ 先に手段を考えてしまう。
小手先のテクニックでなんとかしようとしてしまう。
→ うまい人は、手・相手との立ち位置を見れば
一目りょうぜんなのに・・・。
痛いところと悪いところは違います。
私は痛いところではなく、悪いところを治療します。
矯正は危険です。
矯正もろくにできないような先生がこいうようなことを平気でうたうのです。
→ 矯正してほしいかどうか、は決めるのはお客様であり、本人がうんちく述べて決めることではないのです。そして、できる人は、あんな謳い文句は言いません。
プロデュースに話を戻します。
プロデューサには必ず、ディレクター・ディレクションどの方向に行きたいかを考える人がいます。いちばん重要であり面白いのは、このディレクションであると思います。どの方向に行きたいか。何をしたいか?どの道を行くのか?が明確である必要があります。
それからやっと手法が見えるのです。
そして目標を作る必要はないが、目的はとっても重要。
目的=何のために。
自分の中で、(ホームページの中で)
自分の職業の目的をうたっているか? 明示しているか?
例えば、
→ 整体の目的(整体とはなんぞや)定義
→ はっきりさせている人が少なすぎる!
何をしてどうなる。
→ カイロプラクティックとは?
→ 手術や薬物に頼らず人間が本来持つ恒常性を利用して介抱に向かう手助けをする手法である。
→ その手法としてサブラクセーションがある。
→ カイロプラクティックという目に見えない技術が人に認められているのは、この目的がはっきりしているから、訴訟国家アメリカでも成立している職業である。目的が決まれば手法は自ずとついてくる。
→何がしたいというゴールが明確ならそのゴールに行き着くまでのやり方・手法・道のりは何だっていい。正解はない。決めるのは自分である。ただし、その覚悟を持つこと。整体とはエンターテイメントである。という方がある。
→ エンターテイメントを成立させるために魅せる・手技がある。
→ 覚悟を持つと目的を達成させるためにはこういうことが必要である。と自信を持っって人の意見を気にせず言い切れることができる。
言えることができる人が魅せられる人。
→ 覚悟が薄かったり目的がしっかりしていないと火傷する。
人の目、意見に対応できず、揺らぎ左右される。
たちどまる。
治療家のいちばん怖いこと。
地震・雷・まだ痛い。
→ まだ痛かろうが最終的に良くなる目的に対してその手法を用いている覚悟があればちゃんと対応できる。
治療家の皆さん、治癒力・好転反応という言葉を使っていませんか?
→人は恒常性はありますが、治癒力はありません。
手がちぎれても生えてきません。
心臓が止まってまた動き出すなんてことはありません。ただし、いい状態に戻すことはできます。なので、自然治癒力なんてものは存在しないと思ってください。好転反応もありえないことです。内臓を人のものと入れ替える際に起きる現象で、良くなるために一度悪くなるなんてことはまずない。医者が呆れる。整体師がお医者様と仲良くなれないのは、こういう点。
そして国家資格を持っていないというのは、最高の強みである。
→ 国家資格(医者・接骨医)は制約が多すぎる。
→ 国家資格のない整体師は制約がない。
ジェネリック医薬品とノーマル薬品
→ 効能は同じだけれど、医者へはノーマル薬品の方が3倍の収益がある。これはビジネス。悪いことではない。しょうがない事ではあるが・・。
それと同様に
愛という言葉をよく効くと思います。
平和の反対語→無秩序
戦争の反対語→平和(話し合い)
話し合いがこじれるから諍い(争い)がうまれ戦争になる。
愛(無償)の反対語→ビジネス(有償)
愛は無償で動くもの。
この世の中には無償で動くものは2つしかない。
1.愛
2. 地震
動くことはすべてお金がかかる。
愛とビジネスは表裏一体。
愛はお金では買えないが、お金で愛を守ることができるのです。
だから愛情をビジネスにするって可能だと思う。
ただ、それをよくないとする向きがあるが、その良くないという常識も、すぐに変わる。
なぜなら、iPhoneがこんなに沢山の人が欠かせないツールになる(常識)とはここ数年前までは誰も想像していなかった。
この数年で常識の概念はすぐに入れ替わる。
その常識を決めていいのは自分非常識はそのままであるはずがない。
時代が流れるとともに変わっていく。
いつまでも正しいものなんてない。
だから、自分がいいか悪いかで判断する。
とある魅せる治療家は自分にとってかっこいいかかっこ悪いかで物事を判断している。
都合がいいか悪いかではない。
魅せる
・覚悟する・嘘つかない = 魅力的(本質)
→ ものすごく女性にモテる人種が2つある。
→ ヤクザとオカマ。
→ 人生と命をかけて覚悟し、自分に正直に生きている。
だから魅力的だし、モテる。
これは、物事の本質のことを指していると思います。
それだけの覚悟を持たないと人を魅了し動かすことができない。
ただし、これはちょっとやそっとじゃできない。こと。
少しでもそこに近づくためにどうしたらいいか?
皆さんが思う魅力的な人とは? どんな人?
→ 自分にない視点を持っている人。
→ 自分の人生を楽しんでいる人。
→ 自分の信念に従って行動できる人。
→ 一途に頑張る人。
→ 一緒にいてワクワクする人。
今上がったことすなわち、未完成な人ではないだろうか?
→ 未完成な人。
→ 自分の信念に従って動く人
何かに一生懸命になっている人っていうのは、完成に近づくために頑張っている人。
→ 完成している人は魅力的でない。
→ 一所懸命頑張っている人の姿が魅力的。
では、オーラのある人とはどんな人でしょう?
→ 集中力のある人。
→ イチローがCMやドラマに出ていても
オーラは感じないが、バッターボックスの彼はすごい。
→ 本当に集中している時には周りの音は一切聞こえない。
誰が何やっても気にならない。
→ 集中力 = オーラ
→ では治療家が黙ってやればいいのか?
→ それは違う。
→ プロの治療家は実は、一人のお客様に対し100%の力を出し切らないのです。
5%程度の力で治せないと患者さんにとって重い。
では、何が必要?
→話す技量も必要。
→患者さんに向き合う施術とは違う集中力(オーラ)が必要。
→未完成を見せる
→ 未完成なことに集中することを見せる。
= 自分の弱いところを見せる覚悟がすごく必要。
嘘はすぐにわかります。
ハッタリはいいが嘘はダメなのです。
師匠からハッタリ8部実力2部で行けと教えられて育ちました。
嘘は詐欺。
ハッタリは相手を喜ばすための手段。
この違い、わかりますか?
ハッタリは魅せるため、自分をつくるためのエンターテイナーとしての手段なのです。
目的ではない。
格好良くして。と言われてできないのはここなのです。
僕に依頼してお支払いいただく値段は、依頼人の覚悟の値段だと思っています。
自分を魅せる覚悟・そしてそれを表現する覚悟の関係と思っています。
スタイルデザイン矯正サロンを経営している治療家がいます。
その方は、女性専用で30万円持ってこないと施術しません。
というスタンスを貫いています。
やっていることは整体ですが、
→ 痩せるのに必要なのは体重の数字じゃない。
そんなことよりも姿勢を変えたら細く見えるでしょう?
ということをどう魅せるか真剣に考えていました。
とことん追求して考え抜き、こうするというスタンス(覚悟)をきめ真剣に足りないものを埋める作業を続けています。
だから、1回の施術が数千円のところを一万円以上の価格で提示してもやれるのです。
魅せるとは。
・覚悟を持つこと
・嘘をつかないこと を徹底的にする
・そのための目的を決めること
・目的のための手段を見つけること
・足りないものを追求して埋める作業を行うこと
これらを真剣に徹底的にする。
その時に出る集中力がオーラとなる。
手段を目的にすり替えないで。
集客には、どんなツールを使ったっていいのです。
それなのに、インスタやらなきゃ、フェイスブックやらなきゃとしなきゃいけないと手段が目的にすり替わっていく。
集客に一番効果的なのは、SNSでもホームページでもなく、チラシなのです。アクションをしてすぐに効果があるのはチラシ。
だからコンサルタントは言います。
ホームページで集客しましょうではなく、チラシまきましょう、既存顧客に案内出しましょうと。
彼らは確率だけで仕事をしています。
今日紹介したうまくいっている治療家と同じことを他の人がやったところで、同じように成功はしない。
なぜなら、その人その人でできること、目的は違うからです。
人生の目的も目標も、生活も手段も人によって違って当然なのです。
同じ人間ではないのですし、人によって感性も思いも違い、その人びとで合うことが違うのですから。
同じ方向向いていても、決して自分の目標を達成などできないのです。
本当の目的を理解し、それをわかってくれる人を見つけること。
そして、人の脳みそ(潜在意識)はいいこと、悪いことを判断するようには作られていないのです。
自己啓発セミナーに人は行きます。
月収いくらになるぞ!ってフェイスブックにあげるような治療家に診てもらいたいと思うか?
人殺しはダメってみんなわかっている。
だけれど、自分にとって大切な人を殺されたら復讐のために殺したくなりますよね?
その時点で脳はいい悪いで判断していないのです。
自分の思いに従って、いいか悪いかを判断しているのです。
明日こんなことがあるといいな、いやだな。
というのは、よく起こると言われます。
いいこと、悪いこと考えることは必要。
これは、バランス。
一億円稼ぐ人は、一億円負債するリスクを背負って覚悟してやっています。
なぜなら、一億までふれた振り子はその逆までの幅まで振り幅が初めて生じます。
大きく進みたかったら、その分の覚悟が必要。
そうすることで、大きく進めるのです。
だから、魅せるはかっこいいことを見せることではない。
かっこ良く見える見せているのは、ある一部の部分だけ。
その裏での苦労、もがく姿があってこそ、かっこ良く見える瞬間があるだけ。
高校野球で一番感動するのは、優勝した高校ももちろんかっこいいですが、負けた高校のどんな負け方、そこにどんなストーリーがあるか。これが一番、感動し、かっこいいところであると思います。
マウンドで空に向かって指をさすチームの背景を知った瞬間にグッとストーリーが広がる。少しのストーリーで受け手はいろんな想像を膨らませ共感・感動を生む。
(覚悟を決めて嘘をつかず、全てを話すということの重要性)
人に何かを伝えたい時は、人の感情に訴えることが重要。
一昔前に流行った感情マーケティング。
→ 〇〇をしてはダメだ!
→ 人の感情を刺激したビジネス。
人には、喜怒哀楽という4つの感情がある。
→ 喜び・楽しいには、人は共感しやすい。
→ 誰もがわかりやすく、喜べる。
→ 誕生日のお祝いなど。
→ 無関心でも合わせられる感情。
→ 哀しみ・怒り(辛い時)
→ 一番心を揺さぶられる。
→ 一番距離が縮まる。
→ 一番興味を持つ。好奇心をそそられる。
だから、人を刺激するには、後者を選ぶ。
そして、整体に来る患者も後者で来店される。
そして治療家が患者と最初に出会う感情である。
それを変えられる、距離が縮まる仕事。
それなのに、コミュニケーションセミナーに行ってしまう。。
一番、患者の心を揺さぶり、変えられる技術があるにもかかわらず。
本当の友達ってどんな人か
・うまく行った時に共感して、喜んでくれる。
・失敗した時に、やったじゃん失敗できてと喜んでくれる。
後者だと僕は思います。
僕が相談してくれた人に言うのは、「失敗したらいいじゃん」なぜなら、失敗しないと見えないこと、見えること気づいたこと、気づけることがあるからなのです。そして失敗することで、いい意味で腹をくくれる覚悟ができるのです。
うまくいくにこしたことはないけれど。全てが経験値になる。
そして、人は感情に訴えられる時。
それは、失敗のお話の方が聞き入れやすいし、心を開きやすい。
感情を移入しやすく興味が湧きやすいのです。
人の不幸は蜜の味。
それは、哀と怒の感情を利用しているから。
個人で自分を売っている
無形有償(形がないのにお金を生む)の商売をしている個人事業主は、この感情に訴えることをストレートにできるのです。(水商売と同じ。彼女たちはサービスが仕事)
でも治療家はサービスになってしまってはいけない。
接骨医と病院の先生同じ国家資格有職者なのに料金表を提示している。
病院は料金表を提示しているでしょうか?
本当にプライドを持ってやるのであれば、料金表の提示なんて必要ない。
安くすればするほど振り幅が減り、感情もなくなっていく。
本物は3年で認められる。偽物は、3年で飽きられる。
整体師は始めた時からプロとして料金を決められる商売。
そこに対して、覚悟・嘘をつかないを通さないということは、患者さんに対する愛もなく、感情もなく、ストーリー性も生まれなくなるのです。
患者さんが見てどう思うかというのは、覚悟を持って嘘をつかずに伝えることで、
肯定的に理解してもらいやすい。
では
先ほど、ストーリーを持つと感情移入しやすくなる。
とありましたが、ストーリーとは?どんなことでしょう?
ストーリーとは人間くさいこと。(人間味)である。最近、ツイッターやフェイスブックで共感を得ている動物の動画これはその動物の動きが人間くさく、共感を得やすい動画であることに気づきませんか?動物はそうしたくてしているわけではないのに、人が勝手に、自分の行動に共感している現象。
そして、人は、
「実はね」
で始まる物語が好き。
そして人に伝わりやすいのです。
先ほど、人は字を読まなくなったとありましたが読む人はいます。いますが、少ないのです。読ませるという行為は必要なくなってきたのでイメージ(絵、写真)を表示して文字を添えています。読む人は、行間に間をもたせてその行間にイメージを膨らませて理解する。
イメージの人は絵にアイキャッチを入れておく。
そして文章で添えておく。
アイキャッチで興味を持った人が読むための文章は長くても良い。
イメージと言葉はとても重要。
イメージに効果的な言葉を入れるというだけで、どれだけの長文よりも効果的な効力を発揮する。
共感を得られやすい。
その効果的な言葉に嘘を交えた途端に効力がなくなる。
そして相手が「?」になっていることを解消するというのも一つの手。
伝えて相手が「?」となることをしっかりと嘘をつかずに教えてあげると相手がさらに興味を持ってくれる。距離が縮まる。
いいという言葉には、責任のリスクは少ないが、(文句は言われない)悪いことを言う時には、責任というリスクが伴う。(文句や訴えられる)ということは、責任がついて回る悪いという言葉には相手にいちばん伝わるのです。言葉の力が強いのです。(それは、責任(覚悟)を持って嘘をつかないということ)
マイナスなことを、ビシッと言える人に惹かれるのは、そのセリフを言える覚悟に惹かれている。
人に影響を与えられる人間というのは、
・覚悟をし ・嘘をつかない(腹を割って話す)
決められる人である。ということ。
これからは、魅せるということに注力してやってみてください。
カッコよく見せるのではないということがわかると思います。
そして、楽しく、眉間にしわを寄せないように
やってみてください。