コンピューターを使う仕事が増えて、スマホという身体にとってはとてもストレスフルな便利な道具が当たり前になっている、頚椎の歪みを正す事が重要だという事は想像がつく、しかし胸椎の歪みもとても大きな影響を及ぼしていると考える。
骨盤と仙骨、そして頚椎を矯正・調整すると胸椎は自然といい位置に戻ろうとすると言われる事もあり、あまりちゃんと胸椎を矯正するというのは後回しにされてきたと思いますが、コンピューターやスマホで手をたくさん使い肩甲骨の動きに制限をかけられた状態での前腕の伸筋群を使うという今までの人間の動作ではとても少なかった動き、とても疲れる動きをし続けなければならない環境が生まれている。
これは胸椎への可動制限をかけてしまうとともに、胸椎から始まる身体全体の歪みを引き起こす原因ともなっている。
また、胸椎の可動制限や歪みによって呼吸が浅くなる。内臓機能が低下する。免疫機能が低下する。と言ったような状態にもなっていく。
胸椎へのしっかりとしたアプローチをする事でコンピューターやスマホによる直接的な胸椎の可動制限が劇的に変化する場合が多い。
胸椎へのアプローチとしては、以前にブログに書いた胸椎矯正4つのステップを見ていただいてもいいが、今回、図を入れた資料を準備したので必要な方はPDFファイルをダウンロードしてみていただきたい。
>> 胸椎矯正4つのステップ(図解付き)PDFファイル >>
この胸椎矯正4つのステップのスプリングテストと筋膜・筋肉へのアプローチを使ってゼネラルにアプローチ(全体的にアプローチ)していき、サブラクセーション(本当の歪み)を起こしている胸椎一つだけを矯正する。
サブラクセーションを起こしている胸椎を矯正する事ができれば、呼吸が深くできるようになる、内臓に酸素がいく事が分かる。などスグにクライアントの身体に変化を起こす事ができるし、胸椎の可動の重要性が言葉にしなくても伝える事ができる。
治療家がクライアントから一番聞きたくない言葉「何も変わらない。。。」がなくなるのである。
それだけ胸椎が身体に与えている影響が大きいという事である。
胸椎のアプローチを理解する事ができると、直接に肋骨へのアプローチも可能になる。ちゃんと肋骨も動かせるのである。
肋骨が動かせると、胸椎へのアプローチ時の危険が格段に減る。
肋骨がちゃんと動き始めると身体の形までも変わってくるのだ、そうですスタイルまでも変化するという事です。
そのクライアントにとって理想的な身体の形に変えていく事ができる。
綺麗な身体、綺麗なボディーラインを作り上げる事も可能となってくるのである。
治療の観点からだけをみると胸椎の矯正の可能性は小さく見えてしまう事が多いが、少し視点を変えると矯正技術を使って矯正テクニックを使って、自分だけが提案できるオリジナルな整体テクニックを創り出す事も可能となりとても大きな技術であると言えると僕は思っている。
まずは胸椎矯正4つのステップを見ながら胸椎へのアプローチでクライアントの身体、そして顔と目の輝きが変わる事を感じていただきたい。
ただ背中を押しているだけではなく、ちゃんと胸椎にアプローチをする!
胸椎矯正は治療を変える!!