人に何かを伝えた時
伝えきったあなたは
相手に伝わったと思う。
ものの仕組みを伝えて
相手がわかったと言う。
わかったのならそれを同じ様にできると思う。
でも実際はどうだろう?
あなたが伝えたと思っていた出来事は
実は半分も相手に届いていなかったり。
わかった事を実践しても出来なかったり。
イコールな様で全く違う結果になる。
相手に対してしたアクションのはずなのに
相手には伝わっていない。
なぜこんな結果になるのか?
伝えれば伝わると思う。
わかればできると思う。
それはこちらの都合であって
相手の存在がない。
伝えたら伝わったのか?
わかったらできるのか?
確認して、双方で認識できて
それは初めて
伝わった。
できた。
になる。
当たり前のことなのに。
それでも
こっちから投げたボールは
ちゃんと受け取ってもらえてると勘違いする。
相手には相手の都合もある
相手に伝わる言葉を選んだか?
やってみせたのか?
一方的なコミュニケーションは何も生まないどころか
衝突を発生させる。
その物事がうまく運ばない時
それは相手あってのことだから
相手のせいかもしれない。
けれど、今一度、振り返ってみよう。
自分本位な手法をとっていなかったか?
人にものを伝える難しさは
幾つになっても変わらない。
でも、自分の意識は変えられる。
言葉、言い方、伝え方、順番、
相手にどう伝わるか
どう伝わって欲しいか
そこに着目するだけで随分と違ってくる。
今からだって遅くない、いつもの伝え方を変えてみよう。
その時の相手の反応がまた、伝え方の引き出しを増やすのだ。
きっとこの記事も別の日に同じテーマで書いたら
違う伝え方になるだろう。
人に伝える作業というのは人生のいろんな
シチュエーションに登場するからこそ、大事にしたい行為。
…
たまにはマジメに思ったことを綴る日があったっていいじゃない。