とある企み 〜 ネタバラし 頭を抱えた理由

さて、BOSSの誕生日

コインロッカーで仕掛ける事はお伝えした。

実際にどういうプランニングだったか、

全てが終わった今、明かしたいと思う。

想定していたプランはこうだ。

22日 BOSSの家のポスト

・趣旨説明の内容が詰まった封筒が届く

(二つ前のブログを参考されたし)

・封筒には、

明日朝移動してもらう為のチャージ金

パズルのピース

最初のロッカーの鍵と地図(藤が丘)

参加表明カード


23日 1. 杁ヶ池公園駅 リニモ

・PASMOのチャージ

・藤が丘駅へ移動

2. 藤が丘駅 地下鉄

・ロッカーの鍵使用

・名古屋駅へ行けの指令

・新たな謎解き指令

・名古屋駅のロッカーの鍵と地図ゲット

3. 名古屋駅 地下鉄

・ロッカーの鍵使用

・JR岐阜駅へ行けの指令

・謎解きのヒント

・JR岐阜駅のロッカーの鍵と地図ゲット

4. 岐阜駅 JR

・ロッカーの鍵使用

・お昼ご飯の指令と地図

・お昼ご飯後の指令

・途中下車して謎解きの決行

・名鉄 犬山駅のロッカーの鍵と地図

5. 途中下車して謎解きの決行

6. 後続列車で犬山駅下車

・レトロな場所でお昼ご飯を食べる

7. 昼食後 犬山駅のロッカーを開ける

・これから行く場所 神社二つの

地図と見どころ

・参拝後やる事

・地下鉄 名城公園のロッカーの鍵と地図

8. 変わった神社巡り後、名城公園へ

9. 名城公園駅

・名古屋城の写真を撮る

・栄駅のロッカーの鍵と地図ゲット

10. 栄駅

・最終目的地のヒントをゲット

11. 市バスに乗って最終目的地へ

・パンダ食堂 鶴舞のお店

という行程である。

詳細は長いので今は割愛する。

この企画、

お気づきかと思うが仕掛ける側は思いの外

大変であるとともに

いろいろと気をつけなければならない事がある。


まず、

一つ目。

BOSSに手紙を届けるには、藤が丘のコインロッカーの鍵が必要なのだが、

藤が丘のコインロッカーには、

名古屋駅のコインロッカーの鍵を入れる必要がある。

そして、名古屋駅には…

…と、考えていくと皆さんお気づきであろう、

ゴールから逆打ちしていく必要があるのだ。

当然といえば当然なのだが、

プランだけ綿密に考え、当日、電車の遅延が発生したとしてもゴールにたどり着けるように算段したのだが、

今回のコインロッカーという性質上、

3日前からしか仕掛けられないという

オンタイムで仕事がギッシリの私には正直動きづらかった。
また、BOSSには金曜日に案内が郵送で届くようにしなければならない。

そして、二つ目。

これが、冷静に考えればわかる事で

読んでる方には察しがついてる方もあろうかと思うが、

コインロッカーに預けられる期間はさっきも言ったように3日間なのだ。

BOSSに案内を前日に届けるには

この鍵を仕掛けるのを3日前の木曜日にしなければ届ける事が出来ない為、木曜日に決行したのである。

そう、3日前から指令の手紙を夜、可能な限り逆打ちでたどり仕掛けていったのだ。

順調に仕掛け、

なぜ今までこの企画やりたいと思ってたのに

やらなかったんだろうなどと思いながら

名鉄岐阜駅に着いた時である。

私は愚かにも

このタイミングで気付いたのだ。
コインロッカーに預けるのに

1日300円かかるという事に。
1日300円なのだ。


そう。
1日。
300円。
くどいようだが。
24時(ロッカーによるが)を超えると

それは、超過として2日目の300円が発生するのだ。

仕掛けたのは木曜日。

企画を実施するのは土曜日。
と、いう事は3日間預ける事になる。
名鉄岐阜駅までに仕掛けたロッカーは

BOSSが開ける時には

600円の追加料金が必要になり

お金を入れないと中身を取り出せない。
バカだ。
とある企み のブログの通り、

気付いた瞬間膝を叩き

そして、

600円かかるとわかった時

膝から崩れ落ちたのだ。
その夜は盛大に悩んだ。
準備ができるのは明日の金曜の夜しかない。

そして、この時点でBOSSに郵送するのは絶望的となった。
一番ベストなのは追加料金が発生しないようにする事だが、

これをするには、前日、名古屋駅辺りまでを仕込んでおき、案内は自分で届けに行くとして、

当日、朝、BOSSより早く出て

BOSSが追いかけてくるのに追いつかれないよう先回りして仕掛け直す。
これは、追加料金は発生しないが、

遅延や思わぬトラブルが発生した際

うまく立ち回れなかったら企画が倒れてしまう可能性がある

リスクが高すぎる。
どうすればいい。
こうなったら

追加料金が発生するのは仕方ない。

自分のミスゆえ勉強代として払おうではないか。

少しでも安くするならば、

金曜日の夜、また、木曜日と同じ動きをし

出して、もう一回入れる。

をする。
だめだ!
仕事休めるならまだしも、夜、抜け出して木曜日と同じルートで仕掛けに行くと

時間が足りない。

BOSSの家に届けに行く時間が捻出できなくなる。

金曜日の内に案内を見てもらわなければ、

彼は、心づもりが出来ない。
むむむ。
仕方ない。
悩み抜いた結果、
100円玉を大量に用意する。
と言う、当日巡る人には大変な手間と

迷惑な荷物となる3000円分の100円玉を

渡す事にしたのだ。
かくして当日、BOSSは大量の百円玉を持ちながらこの企画を実行してくれたのである。

これが、とある企みの

痛恨のミスの正体でした。
長くなった。

詳細やらBOSSの感想やらはまた別日に。

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