セカンドネイチャーという言葉を聞いたことがありますか?
第二の本能と言われるものですが、第六感と言われるのとはちょっと違う意味合いなのでそこを間違えないようにしたい。
人が本来持っている本能ではなく、日々の習慣やルーティーンから身についた観察眼からくる気がつくチカラだと僕は考えています。
だからこのセカンドネイチャーというのは治療家にとても必要な能力だと思う。
観察する能力+気がつく能力+感じる能力=セカンドネイチャー
なのだ。
第六感と言われるものと違うというのは、目に見えないものを一緒にしないということである。
僕は目に見えないものにすがるのは治療家としてはよろしくないと考えている。
クライアントが目に見えないものにすがったり、思いをはあせてみたりするのはいいと思いますが、治療家がそこに行くと答えを探す必要がなくなって全てが目に見えないもので片付いてしまうから怖い。。。
神頼みしていいのはクライアントであり治療家ではない。
先祖の霊に思いをはせるのはクライアントであり治療家ではない。
悪魔?悪霊?霊?超能力?霊感?・・・・それとは全く違う。
治療家の持つセカンドネイチャーは経験からくる違いを見つけるチカラなのだ。
科学的ではないが、診て分かること、触って分かること、感じて分かること。
言葉では説明できなくても手が勝手に動く、これは教えることができない能力でありセンスなのだ。
ほとんどの理論は後付けであることが多い。
後から説明して科学的に検証すして理論として確立されるのだ。
カイロプラクティックを創ったと言われるDDパーマーも実はもともと霊媒師なスピリチアルカウンセラーであったと言われている。弟子の急な難聴の原因が頚椎の歪みにあるのではと触ってみると頚椎が飛び出ているように感じたのでそれを戻す方向に押し込んだらクラック音とともに耳が聴こえるようになった。というのがカイロプラクティックの起源であると。
そこから脊柱の歪みと身体の不調の関連を体系化したのがカイロプラクティックである。
理論は後付けでいいのだ!
感じるチカラを鍛える。
それが治療家のセカンドネイチャーを鍛える方法である。
鈍感な人は治療家になるには相当量の努力が必要となる。。。
感じるチカラを鍛えるにはいっぱい遊ばないと鍛えられない(笑)と僕は思っています。
あっ、、僕は目に見えないものも好きです。神頼みもするし、調子が悪いとお墓詣りに行って大好きだったお爺ちゃんに助けてってお願いもしに行く。典型的な日本人だ。治療家という立場になったら仕事として人様の身体を触る時に目に見えないものに頼るのは逃げの選択だと考えるだけです。