ついに昨夜、日本政府が緊急事態宣言を出しました。
僕らの業界もだんだんと新型コロナウイルスの影響も出たりしていると思います、僕も治療を主としているクライアント以外は予約の変更をしていただいております。
時間ができて、外出も控えて、こんな時だから勉強しなおそうとか、DVDとかYouTubeなどの映像で学んだり、最近流行のZoomを使ってオンラインで技術を学ぶなんてことが増えていくことだと思います。
現実に僕も予定しております。
そんな時に直接、手取り足取り伝えてもらう時とは違った目線が必要だと思うので、僕が技術の習得をした視点をお伝えしたいと思います。
技術を学ぶ、技術を盗む時に一番重要な事は、実はとても簡単で「完璧に真似をする勇気」これだけなのだ(笑)
ついつい自分のやりやすい方法や、自分のやりやすい捉え方をしてしまうので、自分を全て捨てて完璧に真似をするのです。
必要のないプライドなんかは一旦置いといて。。。真似をする。
大人になるとこの必要のないプライドってのが邪魔をする。
少し知ってる事を学び直す時に本当に邪魔になるプライド。
憧れの治療をする先生がいればその動作や癖も真似してみる。テクニックだけでなくて好きな食べ物や好きな趣味まで真似してみる。
やるなら徹底的にやるのだ!!
中途半端に真似をするのではなく徹底的に!!がコツなのである。
最初はちょっと照れ臭い。。。でもね、そのうち何故だかしっくりくる瞬間がある。その時になぜか技術もうまくいくのです。
今まで分からなかった感覚を感じることができるようになっているのだ。
そんな事ありえないと思われるかもしれないけれど本当だ!!騙されたと思って一度試してみてください。
そして、映像などで学ぶ時のコツは、テクニックの手先や説明してるところに集中しない事である。
一番重要なところは写っていないとことが多いので写っていないところも想像して真似をするのである。
だから完璧に真似をする必要があるのだ。
ここが重要ですよ!!というのは講師の言う重要なところであって学ぶ時に重要なところではないのだ。
学ぶ時に重要なところは手先以外のところである。
なぜ’手先が重要でないかと言うと、治療家の「手」というのはしっかりと形を決めて道具として使うものであり、また感覚器として使えるように無駄な力を使わず感じるために「手」を使う。
ついつい手先に注目してしまう人は「手」を運動器として使っている証拠である。「手」を運動器として使うと圧の方向・角度・強さ全てを「手」でやろうとする。
方向・角度・圧の強さこれらは全て身体で決めている。
だから完璧に真似をする事でこの身体の使い方を知ることができる、上手な身体の使い方は日常の習慣から来るものが多いので、全てを真似をする事を勧めるのです。
日常の習慣からくる身体の使い方を真似する。
そして、手作り・スタンス・胴作り・目線・言葉添え・頭の位置を真似をする。
自分らしいコツや、やり方を模索するのはその後のお話。
まずは「真似をする勇気」です。