人間の気持ちには3つの部屋があると言われいます。
・その気の部屋
・やる気の部屋
・本気の部屋
特に何か新しい事を始めようとした時、ワクワクするような事を見つけた時などにこの3つの部屋があるのです。
何かを始めようとした時、ワクワクして色んな想像をしたり、時には妄想をしたり、一人でニヤニヤとしてその気になってきます。
そう、これがその気の部屋。
この部屋はとても楽しく自分の周りにいる人も自分をその気にさせてくれるような気持ちのいい言葉をかけてくれます。
そして、気持ちも高揚して、段々とやる気になってきます。
そして、ここからがやる気の部屋。
自分のしている事に自信を持ちはじめて、周りの人達には少しづつ尊敬の目で見られたりして、とても気分のいいものです。
これは、もしかしたら自分にとっての天職なのかとか、私にはこれが本当にしたかった事なんだ!とか想像する事もどんどの大きくなってきて、他人にその話をすれば、凄いね!とかうらやましい!とか言われて、よし!本気でこと事に取り組もう!と考え出します。
そして、最後に本気の部屋。
実はこの本気の部屋が一番重要で必要な部屋。
ただし、この本気の部屋に足を踏み入れた瞬間にビックリします。
周りは真っ暗闇、ほんの一歩先も見えない暗闇の世界。
本当にこの部屋で合っていたのかと進んでみると、そこには小さくうずくまって一人で一生懸命考えている人がいます。
ぶつかっても言葉一つ交わす訳でもなく、そこにいる人は皆、ただ前を見て自分の事だけを考え一生懸命に何を探しています。
その部屋に入って歩いてみると分かるのですが、本気の部屋は危なく、寂しく、周りは全てライバルだと言わんばかりの殺気にもにた雰囲気に満ちています。
そう、それが本気の部屋なのです。
多くの人はその本気の部屋に入った瞬間にその部屋を見なかった事にして引き返して、またやる気の部屋に戻ってしまいます。
だから本気の部屋に入るには覚悟がいる。
その覚悟をしっかりと持っている人が本気の部屋でも自分に負けてしまう事はない、その気の部屋や、やる気の部屋でいるうちはオーラも魅力も出ないのだ。
男性が好きになった女性をデートに誘う時、女性にはまだまだ自分の事は何も知られてない時、挨拶程度の仲の時に「その気なんだけど一緒に食事でもどうですか?」と言ったら多分一生口をきいてもらえなくなるでしょう。「今日僕、やる気なのですが食事でも・・・」多分ビンタされて一生嫌われるでしょう(笑)
では、「僕、本気なんですが食事でもどうですか?」この一言で女性は少しだけでもドキッとするでしょうし、ちょっと気になってしまうはずです。
これが本気の言葉のチカラだと思います。
本気になった人にはなんとも言えない魅力とオーラがまとわりついてくる。
何かに集中する時、何かを成し遂げたい時、必ず本気の部屋に入ってください。
特に男性は入ってください。
これ、差別じゃなくて区別です(笑)