整体リンパメソッドはと!?
整体師がリンパにアプローチする方法をまとめたテクニック。
リンパマッサージという嘘を知ってもらうテクニック。
整体リンパメソッドそれは・・
師匠とのリハビリから生まれた新しいメソッドである。
整体リンパメソッドの第1に、少しだけリンパについて考えてもらいたい。
リンパは循環器ではなく人間の持つ免疫機能の一つだということ。
リンパはマッサージできないということ。
血液が動くことと、リンパ液が動くことは違うということ。
では整体リンパメソッドはどんなテクニックなのか?
それは、リンパの機能と性質を理解した上で整体師が行うリンパ液を動かすテクニックである。
そのために必要なことは筋膜を捉える技術を持つ、そして筋肉の活性をするテクニックを持つこと、その応用でリンパ液の動きを変えるということです。
テクニックとしては難しくない、見た目も難しくないのですが、患者さんの身体のどこを捉えて、何をするのか明確にイメージすることができないとこのテクニックは宝のもちぐされになってしまうことになる。
ですから、術者の身体の動きだけでなく、目線や、コンタクトポイント、そしてどこを捉えているかをしっかりと説明させていただいた3時間でした。
体表を擦るだけのテクニックとは違い、身体の中の体液が動き始めるのが実感してもらえたと思います。
このアプローチは整体師しかできないアプローチなのではなくて、整体師しかその視点がなかったと言ってもいいアプローチです。
整体リンパメソッド Part1では筋膜へのアプローチからリンパの流れを変える。
なぜ?
筋膜なのか?
その答えは解剖学の人体図を見ていると気がつくと思います。
静脈と筋膜ラインは同じように通っている。
静脈と同じということはリンパ菅も同じように通っている。
その同じ道を通っているリンパ管と筋膜、この関係性を理解することでアプロチーすることが整体リンパメソッドの筋膜アプローチテクニックと理論です。
なんだか難しく言いましたが、テクニックは難しくないです。
誰にでもできるし、強い力も必要ない。
自分の身体を使って圧と方向をコントロールするだけで驚くほど患者さんの体感が変わる。
整体リンパメソッド。
筋膜アプローチでした。
次は
整体リンパメソッド 筋ポンプアプローチです。
筋ポンプ??
リンパ菅には血管のようにポンプがない。
ですからリンパ液がリンパ管を流れるためのポンプの役割をしているのは筋肉なのです。
その筋肉は3つ
1、骨格筋:焼肉でいうカルビやロースですね。
2、横隔膜:焼肉でいうハラミやサガリですね。
3、腸:焼肉でいうホルモンですね。
・・・なんで焼肉で例えたのだろう僕が焼肉が好きなだけです・・・失礼しました。
この3つの筋肉の動きがポンプの役割をしてリンパ液を動かしているのです。
ですから、リンパ管にアプローチしたからといってリンパ液は動きません!
しかもリンパ液の動くスピードはそんなに早くないんです。
ですから、リンパの動きを変えるには筋肉の活性をすることが一番重要なのです。
筋肉の活性、筋力の向上をするのにマッサージ、ストレッチは一番してはいけないことなんです。
!?
??
リンパマッサージ??
リンパマッサージってなんでしょ?
リンパはマッサージできませんよ!
リンパは液体ですからね!!
リンパ管はマッサージしても意味がないですよ?
マッサージなんかしたらリンパ液の流れは阻害されますよ!!
筋肉を活性させるアプローチ
筋力を上げるためのアプローチ
ここまでならスポーツトレーナーや理学療法士の先生も得意の分野だと思います。
そこに筋力のバランスを考慮し、タイトな筋肉とそれに拮抗するルーズな筋肉のアプローチを変える。
これが整体師のできる筋肉へのアプローチ、そして、そのアプローチに筋ポンプを活性させるアプローチを追加したのが整体リンパメソッドです。
師匠のリハビリ施術中に
このアプローチはイイ!
そのアプローチはダメ!!
毎回2〜3時間、師匠の身体をお借りして共に見つけた整体リンパメソッド。
僕たち整体師が当たり前に行っていることにほんの少しのスパイスを加えると、いつもの患者さんの身体の変化に違いが生じる。
なんとも面白い人間の身体の不思議。
筋膜にアプローチする、そして筋肉のアプローチする。
筋力の活性とバランス。
最後に関節にアプローチして、身体中の筋肉をポンプとして働かせる。
リンパに焦点をあてて治療に転換する。
気持ちよく、心地よく。
理楽整体の基本的な理論と応用。
そこに整体リンパメソッドがありました。