僕のリスペクトする治療家は皆同じように地味な勉強が好きな人が多い。そこには法則性があるのではないかと思うくらいに地味な勉強が好きなのだ。
岡山の先生を筆頭に東京・大阪・静岡・名古屋にいる仲良くしてくれている治療家、そして僕の師匠もそうなのですが決してダイナミックな技術ではなく、キャッチーな言葉を使うようなテクニックでもなく、地味に治療家の感覚を研ぎ澄ましながら、しっかりと自分の手や感覚器を使って、感じながら行う治療技術を磨くためのスクールやセミナーをしている。
そんな先生は間違いなく一流だと僕は思っている。
一流の先生の行う技術セミナーや技術スクール、それは昔ながらの「道場」という感じである。
その「道場」で『稽古』をしているとような技術スクールや技術セミナーなのである。
決してレッスンではない(笑)
ここでまた、冴えない治療家はこんな質問される事が多い。。。
「稽古」と「レッスン」はどう違うのでしょう??とかね。。。(笑)
でもね、、、優しい僕はこう答えます。
レッスンは誰でも同じようにできるように上っ面の見栄えを揃えているイメージで稽古は門外不出の技術やテクニックを口伝で伝えているイメージ。
イメージなんですけどね。。
地味な勉強会やセミナーではなかなか人が集まらないと言われる。それは感覚を伝えていくからなかなか実感を得られないというのがあるかも知れない。
しかし、技術の習得に必要な事は同じことを繰り返すと言うことであるし、自分の身体で感じるまで。感じて解るまで繰り返すと言う作業もとても必要なのである。
感覚を伝える難しさと講師は戦っているのだ(笑)
最悪なのは、その感覚を伝えずに方法論だけを伝える事、そしてその方法を言葉にできない時に第六感的な方向へ逃げる事。治療家としてそれは逃げだと僕は考える。
足首を触っただけで全身の身体の歪みが分かる。感じるんです!
そんな詐欺師みたいな嘘はダメですよ。
治療家であればそこは科学的でなければならない、未科学ならまだしもそんな非科学的なことを口にし出したら人様からお金をいただいて治療したり技術やテクニックを教えたりしてはダメだ!それはただの詐欺師である。
お金など対価をいただかず、趣味でする分には文句はないけど、そんな非科学的なことを偉そうに話しても、、、ね(笑)それは宗教ですよ。
技術やテクニックには必ず理論や理屈があってそれは科学的に考えても納得できる方法であるが、その技術やテクニックを習得するには何度も繰り返す根気も必要なのである。
地味な勉強の好きな先生が口で伝える技術やテクニックは習得すると治療家人生ががらりと変わるくらい人の見え方が変わる、そして「稽古」によって一流の治療家になれるのである。
僕も早く「一流の治療家」と言っていただけるように精進します。
最後にもう一度!
技術セミナーや技術スクールは「道場」であるべきである
整体技術矯正クリニックは決してレッスンではなく「道場」での「稽古」をしています!