上部胸椎の矯正はテクニックの中でも特に難しいとされています。
頸椎の矯正よりも難しくほとんどの治療家・カイロプラクターの課題とされる部位です。
ギターのコードで言う所のFのコードみたいなものでしょうか。
ちょっと違うかな・・・。
センスだけではなかなか克服できないテクニックの一つです。
整体的なテクニックだと座位でのテクニックがありますがこれが一番簡単です。
その次にカイロプラクティックのテクニックで腹臥位でのコンビネーションテクニック、そして一番難しいのがこれもカイロプラクティックのテクニックでサムムーブメント。
伏臥位で頭方から矯正する方法もありますが、これは基本の崩し技であって基本のテクニックではないです・・・。
胸椎の1番から3番までの3つが難しいけれど、ここをビシッと矯正されるととてもスッキリするのです。
解剖学的にも可動の少ないところですので的確に最密位を指先で感じないとアジャストすることができない、だからこそ難しいところなのですね。
臨床的に使うか使わないかの問題ではなくて、治療家としてできるか、できないかは重要です。使わないからできないは通用しないでしょ、プロの職人ですから・・・。
崩しのテクニックではなくて基本のテクニックができるかどうかですね。
じゃあお前はできるのか?
偉そうにブログなんかに書いているけど・・・・。
できなきゃ言わないです。
座位でも、立位でも、伏臥位でも仰臥位でも矯正できますよ。
自慢しているのではなくて、続ければ誰でもできるようになります、だからいつまでも勉強が必要だということ、向上心が必要だということ。
ボクは腰椎の矯正が一番苦手・・・