唐突なタイトルで始まりましたが、
実は、今年のお正月
毎年参拝している神社でとある一つのパンフレットを
手にしました。
一宮巡り。
ほほう。東海五県一宮巡りとな。
これは面白い。
ただただ面白そうだという閃きから
早速BOSSに連絡し、知っていたかと確認してみたら
BOSSも知らないとのこと。
自分の住む東海にこんな神社の巡り方があったのか!
と、毎月少しづつ巡ってみようとなりました。
我々はこの時、一宮の意味をまだ知らなかったのです。
まずは、1月。
一番が振られている 真清田神社へ。
私は正月に行ったのですが、ここは一番から順に行くことに。
この神社は、一宮の駅からここまで商店街で
つながっているので、電車でも来られます。
この日は成人式も終わった日曜日だったのでとても静か。
厳粛な空気を纏う入り口。
ココロを正す。姿勢を正す。
神社にくるといつも背筋が伸びます。
手水には龍。
境内にはたくさんのおみくじ。
ここは黄色の用紙で頂くようです。
ニ礼二拍手一礼し参拝。
参拝後、御朱印をいただく。
私は
遠方に旅をし、時間が許される際には必ずと言っていいほど
その土地の大きな神社にご挨拶をし、朱印帳に朱印をいただき
その土地にお邪魔させていただいた履歴を残しています。
その土地土地の歴史や空気が神社の中に集約されている
ようで、時間があると神社を探してご挨拶をするのですが、
思えば
自分の住んでる県の神社に参拝なんて、
地元の神社か、熱田神宮、国府宮、豊川稲荷くらいで
御朱印などももらった記憶があまりなかったのです。
ふむ。
そういう意味でも、この一宮巡りは
東海圏の歴史や神社を知るのにとても良い機会。
時間もあるので二つ目の神社にも立ち寄ってみることにしました。
二つ目は、真清田神社から車で20分ほどの距離。
大神神社へ。
真清田神社に比べるととてもこじんまりした神社。
でも、清々しい空気を纏っています。
こちらの手水舎も龍でした。
そしてこの神社の狛犬は
かつて木造の狛犬が鎮座されており
その狛犬が指定文化財とされておりました。
ご挨拶をし、御朱印をいただきに社務所へ伺いました。
社務所では、訪問された方の記帳を行っており
我々も記帳しました。
全国から来宮されており、海外からも…。
そしてここの宮司さんから
この一宮の意味を知るのでした。
その昔、今で言う県と言うよりも県をまとめた
〇〇地方に値する各地域を
「国」くに と呼んでおりました。
越後や尾張と言った名称ですね。
そして各国の由緒深い神社などの中で最も
格式の高い神社のことを
一の宮 として崇められ、二の宮、三の宮と
全国に広がっていったと言われているそうです。
そして基本的には一つの国に一宮とされているとのこと。
そして、当時国と呼ばれていた頃は
今で言う、岩手より上の県、そして沖縄は他国のものと
されており、近年(といっても江戸とかその辺りだったと記憶)
に新一宮として、今で言う都道府県のほぼ各エリアに
一宮がある状況となったそうです。
これらの歴史の始まりは諸説あり
調べると非常に奥が深く、ここでは述べきれないため
割愛しますが、調べるととても面白いですよ。
さて、ここまでのかなりざっくりとした説明で
東海五県だけのお話と思っていた一宮は
日本全国にあるということがわかりました、
一宮巡り専用の御朱印帳があるということも。
これは、旅好きの我々の遊びゴコロをかなり刺激する内容。
そして日本を知るいい機会。
とてもスケールの大きな話に発展しましたが
この一宮巡り
一気に攻めるなんてことはせず。
ゆるりとシリーズ化で更新して行きたいなと思っています。
皆さんも、自分の住む近くの一宮調べてみてはいかがですか?