昨日はオンライン技術セミナーを開催。
いつまで経っても、不思議な感覚(笑)
東京の方・福島の方・熊本の方・同じ時間、同じ話題を共有しているのに日本中の場所で別々の場所にいるっていうのが、ふっとした時に可笑しく思える。
なんだか不思議な感覚。
これが当たり前の世の中になるんだろうなと思う一方で移動時間はとても重要な時間だった事に気がついた。
オンライン技術セミナーの内容は「治療家自身を壊さないための手・腕の使い方」当たり前過ぎてセミナーなどでは話題に上げない講師も多いところですが、この手や腕の使い方がテクニックに与える影響はとても大きい、テクニックの肝の部分に直結するテクニックだったりするのだ。
この手と腕が決まらないと治療が下手に見える。。。ここ重要!
そして、テクニックに一番必要な圧と方向が安定しないのである。
経験を積むと勝手にできるようになるのが、この手と腕の使い方なのですが、最初から知っておく事で技術の上達スピードが違うのである。
これは最初にやらないのは、技術セミナーの講師があまり早く技術を覚えられると困るからだと僕は思っている。
そう!セミナー講師にとって受講生の方が技術などを取得されると困ってしまうというのが前の時代のセミナー講師なのである。
僕は毎日の治療にこだわっているのは治療家であり続けたいということと共に、ちゃんと技術を伝えたい、治せる技術を伝えたいから、セミナー講師だけを仕事にしたくないのです。
新しい治療法やより効果的な治療法を毎日のクライアントと向き合っているのも好きなんですけどね(笑)
手の角度によって自分の身体の使い方が一変してしまうし、力を使った技術になってしまうと、クライアントにとって必要のないストレスをかけてしまう事になる。
僕の講義の後は質問コーナー!
今回一番盛り上がった質問は、クライアントの身体を解すのに時間がかかってしまいます。早くクライアントを楽にしてあげたいのですが、早く身体を解すにはいい方法はありますか?という質問。
僕の答えは、
眉間にシワを寄せて、力を込めて一生懸命早く解してあげたいという優しさが裏目に出ているだけなので、まずは笑顔でちょっとニヤニヤするくらいで力でなく身体と体重を使ってクライアントの身体に触れてくださいということかなと。
その時に手を作って腕を決めて触れば、指先の力を使う事もないのでテクニックに余裕が出てくると、治療家のココロにも余裕ができるのでニコニコしながら治療ができるよ!そこから始めれば大丈夫!!
そんな風に一つづつ質問に答えたりしながらあっという間の2時間。
今回も楽しい時間となりました。
参加された皆様ありがとうございました。
早くお会いして手取り足取りお伝えできるように、まずはオンラインで伝えられる事は先にお伝えしております。