整体の技術の一番最初に身につける技術は直接関節を動かす技術を身につけるのがベストだ!
このブログの中でも何度も言っていることだけど、整体師がマッサージをすることは違法だし、整体師が患者さんに病名を言うのなんていうのは言語道断。捻挫や打身・打撲・脱臼は柔道整復師が得意とするところ、リハビリに関してもPTという専門の人がいる、整体師ができるのは関節を矯正することなのです。
だから、整体師の土台を作る技術というのは骨格矯正、特に脊柱の矯正だと僕は考えている。
最近では国家資格を持った柔道整復師やPT・マッサージ師が整体の技術を学びたいと僕のところにも連絡をいただくことが増えている。
その時にも僕は脊柱の矯正を一番に教える、それから骨格矯正のさまざまなテクニックや反射を利用した痛みを取るテクニックなどとステップアップしていくのだけれど、まずは脊柱の矯正ができなければ、理解できなければ、整体の技術の一番面白くて結果が出て、ちゃんと説明できる技術であり整体の応用技術のほとんどはこの脊柱や脊柱の中を通る脊髄神経にむけてアプローチしているはずであり、脊柱の矯正を理解していないと反射を使ってアプローチするのは難しいし訳がわからない技術となってしまう。
脊柱の中には脊髄神経が通っている、大きな動脈も脊柱の近くを走っているし、自律神経もそうだ、脊髄神経を包んでいる膜の中は脳脊髄液で満たされているということは同じように脊柱の中を通っている。
人間の生きるに大きく関連する、しかも自分の意思ではコントロールできない器官が脊柱の中を通ったり並走するように通っている。
これはざっくり何が言いたいかというと、脊柱を調整(アジャスト)することができると、自分の意思でコントロールすることができないところにアプローチすることができるのです。
脊柱の動きが正常化すれば自分の意思ではどうにもならないところも正常化する。
これが整体の脊柱矯正・骨格矯正で期待できる一番重要で面白いところです。
痛い・凝ってる・動きが悪い。。。というところだけに執着するのがバカらしくなるくらいにビックリするような結果が期待できることもある。
奇跡を期待するようなことではなく、当たり前のことなのです。
整体技術の基礎となる脊柱矯正は一番最初に身につけるべきだし、ちゃんと理解することが重要だと言い切れるのです。
整体の脊柱矯正をちゃんと身につけれるところが少なくなっている、動画サイトにドヤ顔で矯正技術を上げている治療家の多くは危険なテクニックを上げている。。。
本来の日本の整体技術における脊柱矯正はソフトである。
日本人の得意な脊柱矯正を僕は伝え続ける。