ピッチャーを育てるのと同じ

僕は学生の時にずっと野球をしてきた。

ポジションはキャッチャーです。

その経験から人の長所を伸ばすのは得意です。

短所を長所に変えるのも得意です。

自分の事は置いておいて・・・ですが。

 

勝つための戦術を考えるよりも、負けない戦略を考えるのも得意です。

雰囲気から何を考えているかを感じ取る事も得意です。

そんな得意な事をディレクションやプロデュースに役立っています。

 

沢山のシュミレーションから最善の選択をする、これはピッチャーを育てるときと同じだったりします。

 

ピッチャーも多くのタイプがいますが、基本的には同じ。

我が強いのが当たり前、野球というゲームはピッチャーが球を投げないと始まらない、その全てを握っているのがピッチャーの役目、ピッチャーはそれを本能的に分かっている。

 

どんなピッチャーも唯一マウンドという山の上に上がって一球一球に想いを込めて投げる。

その想いに付き合うのもキャッチャーの役目。

それがピッチャーを育てるという事なのだ。

 

キャッチャーの役目ってピッチャーの想いに付き合う事とその責任をとる事。

それが分かるとキャッチャーのポジションはとても面白い。

そうなると全てのポジションの責任をとる事も考えられる、ピッチャーの投げる球に合わせて守備位置を変える事もできるし、相手の監督の戦術を見抜いてここというところで腹をくくって指示を出せる。

 

何をするにも責任の所在はキャッチャーにあるのだ。

だから負けない戦略を考えると言える。

 

これが今の仕事の根っこになっているのは間違いない。

そんな事を考えた文化の日。

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