胸椎が前方にサブラクセーションを起こした時に使うテクニックです。
胸椎が前方に入り込んでしまった場合に背中側から押しても余計に入り込んでしまうので入り込んだ胸椎を後方へ押し出すテクニックです。
重要な事は胸椎を屈曲させてターゲットとした椎骨をお腹で押し出すイメージです。決して術者のお腹で患者を潰すイメージではありません。
多くの整体師やカイロプラクターが勘違いしているところがココです。
術者のお腹を使って屈曲させた胸椎の椎骨を押し出すイメージです。
このイメージが持てないと患者は苦しいだけの状態となるので注意が必要です。
前方に入り込んだ椎骨を背中側に出すにはターグルリコイルという方法もあります、これはスプリングテストで行なった押し込む技術ではなく抜く技術が習得できるとターグルリコイルも習得することができます。
ターグルリコイルはスプリングテストの時に少しずつ練習することをお勧めします。