背中を触る技術で重要なことは押すことではなく引くこと

治療家にとって当たり前の脊柱の動きを確認するテクニックにスプリングテストがあります。

日本語では弾発検査とも言うかもしれません、この一番多くの治療家が使うテクニッ クに違いを出すとクライアントは感動する。 どこのリラクゼーションマッサージでも背中を押す、というテクニックはあると思うので、そこでスプリングテストをしっかりする事でどこでもされた事のない背中の治療開始となるのである。

 

しかも、このスプリングテストでクライアントはその治療家が上手いか下手か一瞬で判断 していると言っても過言ではない。

 

触れらた瞬間、この治療家は下手だな。。。

 

スグに感じます。

 

何より棘突起を押されると痛い だけなのだ。

 

これをどんなに体重を乗せても痛くない方法で呼吸まで支配して脊柱を的確に動かす。

スプリングテストをするだけでも、手を作り、スタンスを決めて、ネイルハンドのコンタ クトポイントとセグメタルコンタクトポイントを接触させて、クライアントの呼吸を支配 しながら、体重を乗せハンマーハンドの肘を伸ばして、脊柱の可動域が限界のところで一 気に引く。

これがスプリングテストの一連の動作である。

 

これを上部胸椎から腰椎までを 一椎づつ動かして可動を確認していくのである。

この時にクライアントに余計な痛みを感じさせない重要なコツは頭の方から足の方に向かって皮膚のたるみをしっかりと取ると言う事である。

この頭方から足方にしっかりと皮膚のたるみを取ることによって棘突起の方向と圧のかかる方向を揃えることもできる、こ の棘突起が曲者で、圧のかかる方向によって少しの重さ(チカラ)で痛みを伴うのである。

文章で書くと、少し理解しにくいところも多いかと思いますが、この整体基礎技術・テク ニックハンドブックでは全て文章で書いている。もっと詳しく知りたい方は整体矯正大百 科を読んでいただく事をお勧めする。

関連記事