一宮巡り 2 美濃国

1月に知った一宮巡り。

先回は尾張国の神社を二つ巡り
(エリアによっては一宮に二つあったりする)
そこでその一宮の意味を知りました。

専用の御朱印帳があることも。

そして2月。
せっかくなのでゆっくりとまずは東海エリアの
一宮を知ろうということで

美濃国

にあったとされる、南宮神社という一宮へ
行って参りました。

大きな鳥居をくぐり

少し郊外の自然に囲まれた場所にそれはありました。
またしても何の予備知識も持たずに行きまして

毎度勉強するわけですが、今回も本当に色々な発見がありました。

朱色に塗られた入口。
そして石橋。
実はこの神社

敷地内の本殿を含めた18棟もの建物が
重要文化財に指定されていました。
それも、江戸時代初期以降。
何百年前?!

この先目に映るもの全てが当時の姿をそのままにした
ものばかり、戦争も自然災害も乗り越えて当時のままの姿を
残していました。

神社の入口を入った瞬間から
空気が凛と張り詰め、囲まれた山々の木々からの
葉音と匂い、そして遠くからのせせらぎの音
この神社だけ本当に守られているかのようです。

参拝をし、広い境内を散策しましたら

石。
これ、

国家の歌詞にある さざれ石 ですって。
自然によって出来た石なんだそうですが
岐阜県が国家発祥の地だったという事をこの日
初めて知りました。お恥ずかしい。

さざれ石自体は他の神社などでも祀ってあったり
しますが、何の下調べも無く行った先での
この情報にビックリでございます。

境内の奥には弓道場跡もあり

そしてさらに奥には川のせせらぎ沿いに
稲荷神社もございました。

 

この稲荷神社への参道には

とあり、椿の木がたくさん植樹されていました。

ちょうどたくさんの椿が花を咲かせ、
ぱらつく雨を浴び輝いてました。

一宮と呼ばれる場所にはやはり
風格というか、纏う空気が他所とは違うように思います。

また、観光客が多くおずれる場所とまた趣が違い、
地元の方やその地方の方が拠り所にしている場所という
印象を受けました。

ここはとても空気がきれいで
また訪れたくなる場所でした。

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